
このような疑問に答えます。
こんにちは、ぬえ@deepspaceout12です。
結論からお話すると、不安を解消するには「客観的視点」が超大事です。自分を少し遠くから見るような視点ですね。
この記事を書いている私は、現在フリーのデザイナーです(この時点で2年ほど)
元々不安を抱え込みやすい性格で、(フリーになったこともあり)一人で不安を抱えることが多かったのですが、改善法や向き合い方を見直したところだいぶ生きやすくなりました。
※そんな私が、今回は「仕事の不安を解消する方法」と「仕事の不安との向き合い方」の2つの視点から不安解消法を解説していきます。
目次
仕事の不安は、生きることの不安

仕事での不安はつきものですよね。
誤解のないよういっておくと、「不安」は自己防衛のためにある人間の反応であって、決してだめなことではないです。
けど、不安があまりに大きすぎると、冷静な判断ができなくなります。仕事でのミスが増えたり、思ってもないことを上司に言ってしまい怒られてしまったり。場合によっては人間関係を壊しかねません。
余談ですが、厚生労働省の労働安全衛生調査(実態調査) によれば、職場で強いストレスを感じている労働者の割合は、平成28年度では59.5%と言われているそうで。
参考:労働安全衛生調査(実態調査)-厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h28-46-50_gaikyo.pdf)


※それだけ、不安はみんな当たり前のように抱えているものなんですね。
不安は人を病気にする
仕事での不安をためすぎると、心を壊します。そうなったらまずいですよ。
心に余白がない状態だと、人は判断を誤ります。そこで大事になってくるポイントが一つあります。それが
客観的視点を持つこと
客観的な視点を持つと、不安に振り回されることが少なくなります。つまりコントロールできるようになるんです。
不安な状態が続くと、どんどんネガティブな考えが出てきませんか?しまいには過去のことを蒸し返して今に持ってきたりなどなど。心当たりありませんか?
まさにそれが、不安に支配されている状態です。単純に考えて、自分の大切な心が不安に支配されるなんて許せませんよね。
そういうとき、一旦自分から距離を置いたり環境を変えたりして、ゆっくりじっくり考えることが大事です。
※個人的に不安を解消するのことも大事ですが、不安との向き合い方も同様に大事です。不安は人生ではつきものなので。

仕事の不安を解消するためにやること

結論からいうと、「不安」を根本的に消滅させることはできません。

人は無意識に不安を求めています。人生がうまくいき過ぎていると、逆に「不安」になりませんか?今の「不安」がなくなっても、次にまた新しい不安がやってくるものです。

そうは言っても、ずっと不安を抱えていくのは辛いですよね。そこで、効果的な不安解消方法をご紹介します。
【その1】知らない人に会いにいく(または一人旅)
言ったことのないお店、知らない土地、気になるイベント、SNS、なんもオッケーです。とにかく、新しい場所に飛び込んで新しい人と出会い、新しい価値観に触れることです。
新しい人に出会うことって難易度の高いことと思われがちですが、そんなことないですよ。
※今いるとこと全然知らない場所に行くと、人は結構社交的になれるものです。
人見知りの私も、知らない土地では社交的になれます。理由はおそらく「寂しい」からです。
道端で妙な格好をしている人に声をかけたり、お店の店員さんに挨拶してみたりなど、変に勇気が湧いてきます。

※閉鎖的な会社や自宅などで悶々と考えている時とは、違った思考や考えが、知らない土地では沸き起こったりするものです。
車で日本をぐるっと一周した経験がある私ですが(北海道&沖縄以外)、その時は単に「仕事から逃げるため」でした。話すと長いので省略しますが、いろんな人に出会えて、今の価値観があるような気がします。
【その2】紙に書く
今不安に思うことを、箇条書きで紙に書きましょう。
頭の中のモヤモヤを言語化し→紙に書いてみると、それだけで頭の中がスッキリします。

※「不安」って言葉にしにくいものですよね。うまく言語化できないモヤモヤしたものだから、不安に思ってしまう節もあるわけで。
人に悩み事を相談して、特に解決してないんだけど、話を聞いてもらっただけでスッキリした。という経験はないですか?不安を言語化すると、それだけで緩和する効果があるんです。
※特に私のように、人見知りで人に相談なんかできない!という方は、紙にいっぱい書きなぐりましょう。コツは不安をポイっと捨てるように書くことです。
【その3】先のことを考え過ぎない
あまり先のことを見過ぎず、「1年程度先を見据えて行動」するのがいいです。
たとえば、漠然と「周りと比べて給料が低い」や「出世できないかもしれない」など考えてしまう人は、比較的「先のことを考えすぎ」だと思います。
先のことを考えられるのは素晴らしいですが、それって不確定要素がありすぎるので「不安」に思うわけで。
5年前10年前には想像できなかったような時代・自分になっていると思いませんか?遠すぎる未来は予測できないものですよ。
※5年後10年後よりも、1年後程度を見据えるようにすると、今の行動が未来に影響して行くと思います。
不安との向き合い方

私が大事にしていポイントは2つです。
【ポイント1】価値観の近い人を探す
周りに同じ境遇の人がいると安心しますし、何よりメンタルを保つためにはとても大事なことです。
同じような悩みを抱えた人、同じような職場で疲弊してる人など、自分と似た価値観の人とどんどん出会いましょう。
現代は、比較的それもやりやすいです。おすすめはTwitterですかね。
簡単に自分の考えと同じような方々と出会えますし、自分では思いつかなかった不安への解消法も見つかるかもしれません。互いに励まし合うのもいいですね。

私もTwitter内で、同じ境遇の人と繋がり、お互いに励ましあったりしてきました。
ネガティブなことって人には相談しにくいですが、顔の見えないSNS上だと、比較的皆赤裸々に本音を言ってたりするので、似た人を見つけやすいのも特徴です。
補足
SNSって頑張ってる人多いですよね。まれに私のように、「自分は頑張ってないんじゃないか」と逆に自信消失してしまうタイプもいると思います。そういう人は、全く違う人種、違う年齢、違う職業の人で「元気な人」をフォローするのが吉。
芸能人のように、雲の上すぎる人だと、比べることもなく自信も消失することはないはず。「元気な人」の理由は、「元気」は伝染するからです。
それと、自分と同じ人を求めて、ネガティブなことしか言わない人をフォローするのは、個人的には避けた方が良いかと(あくまで個人的に思うことです)。場合によっては、沼に引きずり込まれます。
【ポイント2】とりあえず生きる
これも大事なことです。
常に全力疾走で行け!というわけではないですが、細かいことは気にせず突き進むのも時には大事。
「不安」って厄介で、体力の半分以上が持ってかれてしまい他の行動を起こす気力すら無くなります。転んで怪我する前に、なるべく体力は温存しておきたいですね。
終わりに

2つの視点を大事に、自分を客観視していきましょう。あらためて不安を解消するのに一番大事なポイントは「客観的視点」です。
