一時期、『不安による動悸』がひどくて、何度も検索してました。
色々な方法を試したのですが、どうやら私の場合は『自律神経』に負荷をかけすぎていたことが原因だったようで。※その理由の一つにコーヒーの飲み過ぎがあり…。
色々調べた結果、『不安による動機の改善』には、カフェイン量の少ない『ココア』を飲むのが良いことが判明。
目次
不安や動悸は自律神経が関係している
強い不安感を解消するカギの一つに『自律神経』があります。
自律神経は全身にはりめぐらされており、体の機能をコントロールしている存在で、このバランスが崩れると、体にさまざまな不調が出るのです。
※たとえば、ストレスなどが慢性的に続いたりすると、自律神経が不調になり、動悸がしたりします。
そもそも『不安』は誰でも感じる感情の一つです。「目上の人に挨拶に行く時」「大勢の前でプレゼンをする時」など、人は誰でも不安を感じ、当たり前の感情なんです。
※このような場合は、『自律神経失調症』の疑いアリです。
(理由のない不安と動悸)→自律神経失調症かも?
自律神経失調症とは、特に理由もないのに、『イライラ、不安、動悸、疎外感、落ち込み、憂鬱』などの症状が発症すること。
また、体にも『疲労、だるさ、めまい、頭痛、不眠、下痢、便秘、耳鳴り』などの症状も出ます。
自律神経は体全体の器官をコントロールしているので、一度バランスを崩すと全身の機能に支障がでることになるんです。
※内科・整形外科で診断しても目立った原因が分からず、心療内科で原因が判明することもあるのだとか。
自律神経は、不安や動悸と密接な関係性があります。
自律神経に不調をきたすのは主に『ストレス』。では「ストレスを溜めないようにしましょう!」といったことになるのですが、実はこれ難易度高いです。
なぜかというと、自律神経は、自分でコントロールできない神経と言われているから。「心臓を10秒間止めてください」と言われてもできませんよね?それと同じです。
解決の方法をネットでググっても、そのどれも私には合いませんでした。それはこのことが原因だったのかも。
特に大きな不安の原因が見当たらないのに、動悸が治らない(当時の私の場合)
当時の私のケースで説明します。
正社員としてデザイン事務所に勤務、普段は一人暮らし。毎日夜遅くまで仕事をし、まともに寝れない日々を送っていました。
仕事のストレスはすごかったですが、そこから何とか這い上がり、生きがいのある毎日を過ごしていたはずでした。もちろんその頃、目立った体の不都合はありません。
ただ、気になっていたのが『理由のない不安感』。常にドキドキ、動悸がひどく、まともに寝られません。耳鳴りもひどく、頭痛もよくありました。
仕事も自分なりに前向きに頑張っているし、特に目立った不安の対象が分かりません。
そこで、病院に相談をしに行くと、返ってきた返答は「ストレスが原因です」の一言。
納得がいかないので、心療内科に相談に言ったところ、言われたのが「ストレスを根本的に解消するのは無理なので、耐性をつけるとイイよ」でした。そこででたワードが『自律神経』です。
不安や動悸の原因はコーヒーだった(私の場合)
自律神経を安定させる方法に、カフェインの摂取があります。
私は昔から「眠い時・不安な時」はコーヒーばかり飲んでいたので、体にいいものだと当時は思ってました。
しかし、色々と調べてみると、コーヒーに含まれるカフェインは、脳を刺激しアドレナリン・ノルエピネフリンというホルモンを放出させ、体が機敏になってしまう作用があるのだとか。
そして、それらのホルモンは「攻撃性、逃避反応」も引き起こすらしく…。神経が緊張し、イライラする原因にもなるってことなんです。
※そもそも、成人が一日に摂取していいカフェインの量は決まっています。これ以上とってしまうと、体に害が出るのです。
欧州食品安全機構(EFSA)が、健康な成人が摂取しても安全なカフェインの量を定めています。参考文献:EFSA explains risk assessment. Caffeine
成人の場合:1日に228mg(体重40kg)/ 1日に342mgまで(体重60kg)/ 1日に456mg(体重80kg)
つまり、不安を抑えるため・眠気を覚ますために飲んでいたコーヒーが、かえって体に害を与えていたということが分かりました。(一日5本以上飲んでたのになぜ気づかなかった…!)
ここまで調べた結果、どうやらコーヒーを飲みすぎているのが不安の原因なのでは?と思い始め…。
コーヒーを根本的に断ち切るのは当時は無理だったので(若干の中毒)、ピュアココアに変えてみたのですがこれが割と効果があったのでご紹介します。
不安による動悸の解消には「ココア」がいい
ココアに含まれる『カカオポリフェノール』には、ストレスをやわらげる効果が期待できるといいます。
また、ココアを飲むことで脳から発生する『デオブロミン』にも、同じ効果があり、自律神経調整効果もあるのだとか。
※そもそもココアは、16世紀ごろのヨーロッパでは、薬として利用されています。
また、ココアには動悸や精神不安を抑える効果があると言われます。
余分な水分を尿として排出し、むくみ、だるさ、冷え性にも効くそうで、子宝の漢方薬としてココア割りで不妊ストレスを解消する方法もあったりするくらい、漢方としてのイメージが一部の人たちには根付いていたりするそうです。
中でも「ピュアココア」がオススメ
ココアを選ぶポイントは、カカオ豆100%使われているピュアココアがオススメ。
ピュアココアの一杯に含まれているカフェインは約10mgほど。インスタントコーヒーには約60mgほどで、そこそこ差があります。(社団法人全日本コーヒー協会が提供している情報に基づく)
ミルクココアには、砂糖やミルクなどが多少多めに入っているので、カロリーは高めです。なので、健康のことを考えると、自分で砂糖の量を調整できるピュアココアがいいでしょう。
※市販のミルクココアには、ほぼ飽和脂肪酸や糖分が含まれています。毎日飲みすぎると、体重増加や血糖値上昇を招くことになりかねないので、注意が必要です。
終わりに
以上、不安や動悸の解消にはココアがいいよ、というご紹介でした。
不安の解消に効率が良いココアは、手軽で試しやすい方法だと思うので、気になった方は是非やってみてください。
※特に、私のようなコーヒー中毒の人は、ココアにシフトすると、カフェインもそこそこ摂取できるし気分も安定するかと思います(個人差はありそうです