【いつも仕事で怒られる】ガラスとのハートと付き合い方




何気ない一言に深く傷つきいじけてしまう..落ち込みやすい性格。思春期のようなガラスのハートを持っていて、私生活にも影響が。ちょっとした注意や指摘でその都度傷ついていれば、周囲の人も次第に相手をしなくなるのではないかという恐怖。この性格を改善す流にはどうすればいいの?

 

こんにちは、ガラスのハートを持つぬえ@deepspaceout12です。

 

この記事では、ちょっとした一言に深く傷ついてしまう「落ち込みやすい性格」を改善する方法を紹介しています。

 

   この記事がおすすめな人

  • 落ち込みやすい性格をどうにかしたい人
  • 注意・指摘が自分自身を全否定しているように感じる人
  • たわいもない一言に心をえぐられる時がある人

 

ぬえ
それではいきましょう。

 

 

 

 

仕事でいつも怒られる..

 

 

ちょっとした言葉に深く傷ついてしまったり、否定されたような気がしてしまうのは、神経症的なメンタルの繊細さが原因のひとつです。

 

 

 

この症状は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の人にもよく見られますが、特にアスペルガー症候群(以下、ASD)の女性に多く見られます。

 

合わせて読みたい

ADHD、ASDなどいわゆる発達障害に関してさらなる知識を深めたい方は、こちらもご参照ください。

あなたの生きづらさはもしかしたら発達障害が原因かもしれない話

2018.10.27

 

 

ADHD、ASD気質の人は、他人の気持ちを理解することを苦手としており、言葉の裏にある感情に気づくのが困難です。

 

 

そもそも「注意」と「否定」は意味合いが違う

 

 

  • 注意されること
  • 自分が否定されること

 

 

この2つはそもそも意味合いが違います。

 

本来、注意や指摘は「言動」に対してのものであってその人の「人格」ではありません。そのことをあなたは誤解しているかもしれませんね。

 

誤解というのはいわば脳の認識エラーが原因。

 

ぬえ
そのためにあなたの中の誤解を、視覚的にも聴覚的にも書き換えていく必要がありますね。

 

落ち込みやすい性格に対処する方法 : 脳のエラー(誤解)を修正すると改善する

 

 

「その言葉があなたを否定するものではない」という認識を、視覚的にあなたの脳に刷り込まれる方法です。

 

 

どういうこと?と思われたかもしれませんが、その改善方法は簡単です。説明をしますね。

 

 icon-arrow-circle-down 落ち込みやすい性格改善方法 : 具体例

 

 

「もっと真剣にやりなさい」

 

 

例えばあなたが、誰かからこんな言葉をかけられたとします。

 

ぬえ
おそらく自分を否定されたように大きく傷ついてしまうかもしれませ。

 

まずその注意された言葉を紙に書き出してみてください。簡単な紙で大丈夫です。そして上部に大きく「否定ではない」と書いてください。

 


(こんな感じですね)

 

 

この行動を、あなたが傷ついた言葉を言われるたびに書き出す習慣を身につけてください。

 

 

そしてその紙をいつも目につくデスクの側に貼っておくのです。

 

この行動の効果

 

これは「その言葉が否定言葉ではない」ということを、視覚的にあなたの脳に刷り込んでいく効果があります。

 

 

また同時に、誰かの一言に傷つくたびに「(否定言葉ではない)と書いてある大きな箱に傷ついた言葉を放り投げるイメージ」を持つとなおいいでしょう。

 

イメージすることは重要です。時に発達系の課題を持っている人はその必要性があります。

 

 

そうすることで、落ち込みやすい性格を改善するために必要なコト・スキル・モノが明確になります。

 

 

ですので実際に紙に書いて側に置いておくのも、大きな箱に言葉を投げ込むイメージをするのも意味のある行動です。

 

ぬえ
また口に出すことも効果的ですね。「この言葉は自分を否定するものではないよ」と唱えましょう。

 

「言葉が全て否定的に聞こえてしまう」という脳のエラー(誤解)は、暗示的な方法で改善することが可能です。

 

落ち込みやすい性格は悪いことではないことも理解しよう

 

 

あなたの落ち込みやすい性格には良いところもあります。それは共感性が高いこと。

 

 

自分が傷つきやすい分、相手を傷つけることを嫌うあなたは、相手が不快な気持ちでいてほしくないという気持ちが人より強く、接客なども丁寧になる傾向にあります。

 

 icon-arrow-circle-down 昔の話

私が以前勤めていた職場にASD気質の女性がいました。

彼女の口癖は「すみません」。ことあるごとに語尾に「すみません」とつけてしまうような人でした。

 

 

  • 今日は天気がいいですね すみません…。
  • 明日は雨らしいですよ すみません…。

 

 

周りからは「何でそんなに謝るの?」「全然気にしなくてもいいのに!」と半分笑われながら扱われていて、社内になんとなくホワホワした優しい空気感が漂っていました。

 

そんな彼女の少し過剰な気遣いは、社内の潤滑油として重要な役割を果たしていたのです。

 

傷つきやすいことは全てにおいて悪いことではありません。彼女のように他人に共感し、共鳴していることが相手に伝わることで、その場の空気を和ませるパワーになったりするのです。

 

終わりに : 今回のおさらい

それでは、今回のおさらいです。

ちょっとした一言に深く傷ついてしまうあなたは、以下のことを心がけてみましょう。

 

ポイント

 

  • 注意されたの言動。あなたの人格そのものではない
  • 認識のエラーを修正しよう
  • 傷つきやすいあなたは相手に安心感を与えているかもしれない

 

 

合わせて読みたい

また、こちらの記事は「指示・指摘が極端に苦手」な人向けの方に役立つかなと思います。ご参考にどうぞ。

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それでは最後までお読みくださってありがとうございました。

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