こんにちは、ぬえ@deepspaceout12です。
この記事では、片付けが苦手なADHD脳について書いています。
それではいきます。
目次
気がついたらゴミ屋敷に…片付けられないADHD能について

「ゴミ屋敷」という言葉がよく聞かれるようになりました。
足の踏み場もないほどの大量のゴミや生活用品が散乱、玄関からベランダ、キッチンまでもゴミが積み上げられた映像ももはや物珍しいものではないような気もします。
身の回りのものが片付けられないという課題は、もしかしたら発達障害が影響している可能性があります。
男女によって片付けられない印象が違う
大人の場合、片付けというのは伝統的な性差の影響を受けます。
ここでいう性差とは、男女の性別による違いのことを指すものとします。
男性の場合、部屋のデスクが散らかっていても大目に見られますが、女性の場合許されないことが多いですよね。
特に結婚し家庭に入った女性が片付けが苦手では本人も家族も困ることが多くなってしまいます。
改めて考えてみると、家庭には片付けの仕事に溢れていませんか?
- 部屋の片付け
- 洗濯物の整理
- 食器類の洗浄
- ゴミだし

タイプ別片付けができない人たちについて

発達系の症状別に片付けができない原因をまとめてみました。
ADHDタイプ : 雑然とした環境の方が逆に落ち着く
ADHDのタイプは散らかっていたほうが逆に落ち着くという人が多いです。
ADHDとは広汎性発達障害のこと。PDDについてもっと知りたい方はこちらへどうぞ
たとえば、
読書が好きなら部屋の床には大量の本が散らばり、手を伸ばせば読みたい本があるという状況が本人にとっては快適だったりする
といった感じでしょうか。
もちろん、本人は片付けたい気持ちはあるのですが、いつも先送りにしてしまい、なかなか片付けを始めることができない人も多いようです。

PDDタイプ : 散らかりにもルールがある
PDDタイプでも、部屋が雑然としている方が落ち着くという方もいます。
違う点は、本人なりにそれぞれのアイテムの場所が記憶されていたり、本棚だけえは一定のルールできちんと整理されていること。
PDDとは広汎性発達障害のこと。PDDについてもっと知りたい方はこちらへどうぞ

デスクの上を整理しなくても特に困らないので、仕事や用事を優先してしまう傾向があるようです。
中には、片付ける時間や労力がもったいないと言う人もいます。
発達系の課題を抱える知り合いに、何ヶ月も重ねてある書類の山から必要な時に目当ての書類を取り出せる人もいたりします。

また、他人には何の決まりごともなくただ散らかり放題に見える場合でも、本人だけにわかる一定のルールでものが置かれていることもあるようです。
もし、本人が知らないうちに他人が片付けたものを動かしまうと、「ここにあったはずのものがない」とパニックに陥ることがあるので、気をつけましょう。
他人から見てひどい状況でも、本人がそのことに困っていなければ、そのままでもいい場合もあります。
先ほどの本の例でいえば「部屋が狭くても本の山に囲まれた生活が天国だ」と言うのであれば、そっとしておくのも選択肢のひとつでしょう。
片付け方法が掲載されたおすすめ本をご紹介
参考までに、片付けに関するおすすめ関連書籍をこちらでご紹介します。
ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本
片付けられないのはアスペルガー症候群のせいでした
