人と会うととにかく緊張してしまう。初対面、上司、友人関係なく。特に周囲に迷惑をかけているわけでもないのに、ちょっとしたことで以上に緊張してしまう。
こんにち、人見知り緊張マンのぬえです @deepspaceout12。
緊張の緩和方法は色々とあります。その中でも個人的におすすめしたい方法は、自分を実況中継するという「セルフモニタリング」方法です。

緊張することは悪いことじゃない
緊張する人というのは、他人に対して丁寧な側面があります。相手を不快な気持ちにさせることを嫌うのです。
セルフモニタリングとは、自分の行動や考えや感情を自分で観察記録すること。
自分の正しい状態を客観視する際に用いられる心理療法の一種です。
これは自分自身の行動や心の動きを、まるで他人事のように実況する方法です。(※暴露療法とも言います。)
具体的な方法について
劣等感や自己肯定感が薄い人は、自分に対して否定的で、同じことでなんども落ち込んだり悲しんだりしてしまいます。また些細なことで急にイライラしたり、制御できないほどの不快な感情があふれだしたりしてしまうのです。
このような状況から脱するのに効果的なのがセルフモニタリング(自分実況中継)です。
簡単に方法を説明すると、
自分で自分のことを実況してみるのです。
この方法は、第3者の目線で自分の状況を判断することで冷静になることを目指します。これで感情の渦から抜け出し、冷静に物事を判断することができるでしょう。
- 自分の中に沸き起こる感情を淡々と言葉にする
- 知らない誰かのように自分を見てみる
具体例
今あなたは嫌いな上司にイライラしています。
あなた「今日の言い方失礼だわ!何もあんなに言わなくてもいいのに!」

「今この人(私)はイライラしているわ。嫌いな上司に。あの言い方は人を傷つけるわね。この人(私)はとても心にダメージを受けていてかわいそう..。」
声にだすとかなり効果的です。言葉にすることで、記憶や感情を整理する効果があります。
人がいる場所の場合は、声を出さなくてもいいので口元を動かしてパクパク話してみましょう。
※ またこの方法は認識の歪みを修正する効果もあります。関連記事(外部リンク) : 「独り言」がもたらす効果声に出すことが記憶力に影響を与える実験結果
緊張改善方法 : 具体例をご紹介
あなたはこの記事を読んでいます。今のあなたはどう感じていると思いますか?

- 「まさに自分のことだ!と感じ、ブログ主に親近感を持っているなあ」
- 「すごいドキドキしてる。多分今までの自分のことを言われていると感じてるんだなあ」
日頃からこのように自分実況を取り入れると、突発的な感情の動きがあったとしても冷静でいられるようになりますよ。
私の場合
私は結構自分に否定的です。根拠なくても「だめだだめだ」と自分を卑下します。
しかし、自分実況を実施してから冷静に今の自分を見れるようになりました。
と同時に、本当の自分と妄想の自分(だめだと思っている自分)をはっきり分けることができたのです。

終わりに
さて、最後に今回のポイントをまとめますね。
- あなたは緊張感が人より強いせいで冷静に物事を判断できない
- あなたは緊張感が強いため礼儀正しく相手を傷つけることを嫌う
- 自分実況をすることで冷静に物事を判断できる
この方法は、過度の緊張・突発的な怒り・悲しみなどの感情の渦に飲み込まれそうになったときに役立ちますよ。
それでは最後までお読みくださってありがとうございました。