ぬえです。(@deepspaceout12)
バンクシーの作品が、オークションで落札の瞬間 シュレッダー断裁された件。
結局のところ市場価格高騰を狙ったパフォーマンスに過ぎないと思うのですが。芸術とかじゃなくて、広告としてみれば相当面白いけど..どうなんですかね。https://t.co/AS430ZkgTg
— ぬえ@ (ASD/ADHD) (@deepspaceout12) October 11, 2018

ロンドンのオークションハウス「サザビーズ」での出来事。
オークションの最中、競売人がハンマーを叩き落札された瞬間、会場にアラームが鳴り響き、突如シュレッダーが起動、落札作品が断裁されました。
ストリートアートで世界的に有名なバンクシー。
彼のInstagramには、「破壊の衝動は、創造的でもある」というピカソの言葉を添えて、会場の様子を動画に納めアップしています。
また「数年前から作品内にシュレッダーを潜ませていた」と語っています。
バンクシーは、ストリートアートに否定的だったことは有名です。
ニューヨークタイムズによれば、彼はこう公言していたといいます。
「ストリートアートは最初の場所で販売用に描かれてない限り、誰も売り買いしないように忠告したい」(関連記事 : 「Another Banksy Mural to Go From Wall to Auction」)
しかし皮肉なことに、これだけ話題になったことで、逆に作品の価値が上昇するのではないかと騒がれているのです。
バンクシーのやってることって広告的

これってすごく広告的なマーケットモデルだと思うんですよね。
バンクシーの話題づくりを紐解いていくと、その手法の方法が見えてくることがあります。
「ストリートアートは最初の場所で販売用に描かれてない限り、誰も売り買いしないように忠告したい」
彼のこのような言葉も、逆説的にストリートアートの価値を底上げする巧妙なトリックなのでは?
絶対的に禁止されているものの価値は上がりますから。
「世界市場最大の子供のいたずら」のようなことが、世界中で評価され、芸術性の高いものとして評価されている現状に、少しだけ一石を投じるとすれば
結局のところ彼のやってることって、市場価格高騰を狙ったパフォーマンスなだけで、作品の芸術性はないのでは?
ということ。ある程度の批判は覚悟
でも私は、決してバンクシー否定派ではないですよ。広告マーケティングとしては、彼のやっていることはユニークですから。
何かブログ活動に応用できればいいですけどね。
逆説的に価値を上げるようなユニークなパフォーマンスを、ブロガー界でも誰かがやってくれたら面白いと思うのだけど、どうでしょうかね。
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