深海が怖いんだけど、それは溺れて死ぬことを想像するからって話




 

 

真っ黒で底が見えない水が鳥肌立つくらい苦手。なのに見かけると必ず立ち止まってしまう。中心部分の色が濃い池や、山奥にある濁って中が見えない湖とか。底がどれだけ深いか分からないから、認知できない何かがあるんじゃないかって不安になる。ダムとか近くまで行ったら多分私 死ぬ

 

深海が怖いです。というより、正確には底の見えない水が怖いです。

 

この「怖い」部分について色々と考えたことがあるのですが、恐らく私は海に対して恐怖してはいないことが分かった。

 

 

「なぜ底の見えない水が怖いのか」考えたことがあるんだけど、おそらく水そのものが怖いんじゃない。底の見えない海を見ると、飛び込んでしまいそうな自分に恐怖してる。 ちなみに私はガラスを持つのが怖いんだけど、これもガラスが怖いんじゃなくて割ってしまうことを想像している自分が怖いんだと最近わかった。

 

要するに原理はこう。

 

海の底が見えない→落ちたら大変→得体のしれない生命体が潜んでいるかも→食べられて死ぬ

 

私は海でははなんの問題もなく泳げるし、幼稚園から中学生まで水泳を習っていたのでむしろ水の中は好き。ここでキモなのは「食べられて死ぬ」というところまで想像してしまってる点。そこまで考えてしまう自分自身に恐怖をしている。

 

実はこんなことを考えるようになったきっかけがあります。
それは友人の子供を抱っこさせてもらったときのこと。普段から子供は好きだった私なのですが、これがびっくり。抱っこした瞬間、なんだか怖くなってきたのです。

普段赤ちゃんは見るぶんには可愛いし遊んでても楽しいのに、実際に抱きかかえてみた瞬間に初めてそう感じました。これ、よくよく考えてみると「赤ちゃん」に恐怖を感じているわけではないことに気がついたんですね。

 

赤ちゃんを抱っこする→赤ちゃんが暴れる→落っこちてけがをする

 

と深海と同様、ここまで想像してしまうわけです。想像力が迷子になるというかなんというか。考えなくてもいいことを考えてしまうわけです。

 

こういうくせってなかなか抜けなくて、運転中にいつも事故死のことを想像するし、飛行機に乗ってると墜落を想定しながらシートに掴まる手に力が入るし、車にガソリンを入れる時は万が一爆発した場合利き手を失うのはきついので反対の手で入れますし…書き出すとばかみたいですがこれまた本当のことなのでどうすることもできず。

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