(本)グラフィックデザイナーを目指す人が読むべきおすすめ本まとめ




 

「グラフィックデザイナーを目指したい!」

と意気込んでいるあなた。

デザイナーを目指すべく、今、勉学に励んでいると思います。

ここに来たということは、きっとあなたは「世の中にあるデザインの知識を、どんどん吸収したい」と考えているかもしれませんね。

 

この記事では、そんなあなたにおすすめしたい、「デザインを学べるおすすめの本」をご紹介します。

 

私は現在、フリーランスでデザイナーをしています。これまでさまざまな専門書を読んで来ましたが、その中で私が、

 

ぬえ
もっと早くこの本に出会いたかった..!

 

と思えた4つの本を、今回ご紹介させていただきます。

 

ぬえ
それではいきましょう*

 

 

 

 

水野 学 /センスは知識からはじまる

 

 

 icon-check この本の内容

NTTドコモのiDや、「くまモン」アートディレクションを手がける水野学による、「センス」の教科書。「センス」は生まれ持ったものではなく、あらゆる分野の知識を蓄積することで養われるものだ!

 

 

 icon-check おすすめしたい人!

 

「センスという宝物は、すでにあなたの中にあります。センスを磨く冒険の旅を、ぜひ楽しんでみてください。」 ※本書より抜粋

 

 

「センス」とはなんなのだろう?「センス」なんて結局生まれ持った才能でしょ。と考える人にオススメできる本です。

「センス」は全ての人に解放された才能だ。そんな新しい捉え方に、勇気を貰えます。

 

 

 icon-check 私が読んだ感想

 

「センスとは、数値化できない事象を最適化することである」

 

 

印象的な言い回しが、未だに印象に残っています。「センスとは、知識にもとづく予測である」とはっきり言い切っており、読んでいてとても気持ちがいいです。

さらにその知識の蓄え方も、丁寧に説明されていますよ。

 

「センス」という言葉を、丁寧に分解し、とても分かりやすく説明してくれる本です。まさに、センスの教科書。

 

「センス」って、これまで生まれ持った才能のようなものだと思っていたけど、この本を読んで、「センス」とは、知識を増やすことで改善できるんだ!と、捉え方が変わりました。

 

 icon-check 個人的な追記

水野学さんは、お笑いコンビのラーメンズのグラフィックなどを手がけるクリエイティブディレクター。デザイン会社、good design company代表。

私が学生時代、デザイン関連の月刊誌などで度々彼のデザインが取り上げられていて、「すごくかっこいいものを作っているな」という印象がありました。

これまで多数の番組やラジオに出演している水野さん。水野さんの話し方が個人的にとても好きです。柔らかい口調に、分かりやすく簡単な言葉選び。本当に頭のいい人は、簡単な言葉選びで難しい話をかみくだいてくれるんですよね。

そういう意味では、彼の本はとても読みやすいですよ。

 

 

 icon-chevron-circle-down その他 おすすめしたい水野学さんの本

 

 icon-bookmark 「水野 学 / アイデアの接着剤」

デザイナーに勤めたばかりの方におすすめできます。アイデアは0から作れない。すでにあるものと同士をくっつけることで新しいアイデアを!

 

 

  icon-bookmark 「水野 学 / アウトプットのスイッチ


「くまモンが黒である必要性」や「くまモンがくまポンであってはいけない理由」など、それぞれが持つイメージは、それぞれのイメージと明確な違いがある。

ブランディングは、決して感覚では決めていない。物事の本質を見抜く、水野学のブランディング思考術が学べます。

 

 

 

 

佐野 研二郎 / 今日から始める思考のダイエット

 icon-check この本の内容

コミュニケーションや思考プロセスには、ムダが多い。この本は、能率とコストパフォーマンスを向上させ、険しい時代を生き抜くための、思考のダイエット本です。

 icon-check おすすめしたい人!

 

「なぜこんなに考えているのに成果が出ないんだろう?」

 

 

と悩む方におすすめしたい本。もしかしたらそれ、思考のプロセスに無駄があるからかもしれませんよ?今日から思考のダイエットを始めましょう!

 

 icon-check 私が読んだ感想

「思考する」ことを、「思考のダイエット」として捉えるユニークな発想。

行動は思考によって決定されるもの。効率的な行動を無意識レベルで行うには、思考のダイエットが必要だ→だからみんな思考のダイエットをしよう!と促しているのが面白いです。

 

また、なんでも先送りにしてしまう私からすると、「これ試してみよう」と思える対策がいくつかあります。その一つが「締め切りを3度設ける」方法。

さまざまな失敗を経験してきたからこそ、この思考のプロセスにたどり着いたのかな、と考えながら読むと、非常に学ぶ点が多い本です。

 

 icon-check 個人的な追記

MR_DESIGN代表の佐野 研二郎さん。

商業グラフィックの中でも、ひときわカッコいいデザイン。過度に装飾されず、シンプルなのにしっかり伝わる。そんな佐野さんの仕事が、昔から好きでした。

一時期、東京五輪のエンブレムで盗作騒動(詳しくはこちら)が話題になり、活動を停止していました。現在は再開しているみたいですね。彼本人は盗作していない、スタッフがやったやってない、など物議をかもしていました。が、彼の仕事に対する考えや、思考のプロセスの捉え方はとても良いものですよ。

私は、ずっと応援していますし、何よりのファンです。

 

 

David Airey / デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス

 

 icon-check この本の内容

毎月60万人以上のデザイナーが訪れる3つのブログを運営しているデイビッド・エイリー。そのブログに、日々たくさんの質問が寄せられたことがきっかけで、本書が生まれました。

それらの質問には、著者自身の経験や世界中のデザイナーたちから学んだヒントを用いて答えています。すでにフリーランスになっている人や、将来的に検討している人に、ぜひ手に取ってもらいたい1冊です。

 

 icon-check おすすめしたい人!

将来フリーランスのデザイナーとして独立したい方。また、一人のデザイナーとして、腕を磨きたい方におすすめできます。

 

 icon-check 私が読んだ感想

著者が「フリーランスのデザイナーとして独立する前に読みたかった!」という内容をびっしりまとめた濃い内容です。

デザイナーとして独り立ちするための情報に溢れた内容です。「メンタル、精神面、契約のとり方、ニッチの見つけ方、プランの立て方」などなど。

 

シンプルなタイトルに目がとまり、購入したのですが、今でも現役で役に立っています。長い時間お世話になっている本です。

デザイナー業界の落とし穴や、著者の失敗談を説明しながら、そこからの成功談を赤裸々に明かした内容で、読み物としても面白いですよ。

 

 

一人のデザイナーの紆余曲折な人生が面白く、大変参考になります。

 

 

ただ著者が海外の人なので、少々国民性の違いがあったりはしますが、日本のデザイン業界にも共通する部分も多いです。

 

 

 

カイシトモヤ / How to Design いちばん面白いデザインの教科書

 

 icon-check この本の内容

本書は、グラフィックデザインの現場で必要になる知識と考え方、それを形にするためのアプリケーションの技術の両方を、実践的なプロセスでわかりやすく解説したデザインの教科書です。

 

 icon-check おすすめしたい人!

デザインの基礎知識とスキルを一から学びたい方。図解で非常に分かりやすく説明しています。

 

 icon-check 私が読んだ感想

カイシトモヤさんの本はほんと分かりやすい。かつ、読んでいて面白い。

デザインの基礎知識である、「形・色・文字・写真・レイアウト・印刷」に関する話を、工程別に分かりやすく説明しています。

公式テキストレベルの分量です。

 

 icon-check 個人的な追記

カイシがグラフィックデザインの教科書を作るブログ

またtwitterでは、フォロワーさんのデザインに関する質問に、いつも丁寧に答えています。切磋琢磨するデザイナーたちに寄り添う暖かな姿勢がとても好印象。いつも勉強させてもらっています。

カイシさんのtwitter

 

 icon-chevron-circle-down その他 おすすめしたいカイシトモヤさんの本

 

 icon-bookmark 「カイシトモヤ / たのしごとデザイン論

クリエイターが幸福に仕事をするための50の方法論。「クリエイターの仕事は、舞台の演出家」と例えるカイシさん。「良い舞台のため、役者同士をしっかり采配させなくてはいけない」と説明します。

クリエイションは楽しい。そして幸せ。そんな全てのクリエイターに送る、仕事を楽しむ秘訣が載っています。

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