この記事は以下のような内容です。
「生きるのが辛い時、励ましてくれる本まとめ」
「生きるのが辛い」そう思っているあなた。私もそういう時にはいっそ一人孤独になって本の世界に逃げます。
一人の自分に優しく寄り添ってくれるような本を読むと元気を貰えるしこんな自分でも頑張っていいんだと勇気をもらえるからです。
スポンサーリンク
おすすめ本1 : そのままでいい / 田口 久人
「自分が救われたように、言葉で人を励ましたい」
そんな想いから、本書は作られました。
化粧は厚くても薄くてもいい
自分の魅力が伝わるなら
子どもは褒めても叱ってもいい
愛情が伝わっているなら
夢は小さくても大きくてもいい
叶えられるのなら
懐にストンと落ちるような淡々とした言葉の数々。ふわふわで暖かい毛布のような安心感があり辛い時の心の支えになってくれました。
とても読みやすく、難しい表現がないのでスッと理解できます。
おすすめ本2 : まにまに / 西加奈子
笑いました。
「あははは」って。思わず声を出して。
「どうして私ってこんなにダメなんだろう」そんなモヤモヤを解消させるべく、答えを探しに本屋行きました。
そこで目にとまったのがこの「まにまに」。その帯に書いてある言葉にハッとさせられます。
私って、生きてきたんだなぁ。嬉しくても悲しくても感動しても頭にきても泣けてくるという、喜怒哀楽に満ちた日常、愛する音楽・本への尽きない思い…。
気がつけば私はレジに行ってこの本を購入しました。そしてその日の内に読了。私が求める答えなんて書いていませんでした。
だけど、そんなことがどうでもよくなるくらい、笑いました。こんなに笑ったの久しぶり。
面白おかしい話に笑ったわけではありません。
著者の必死に苦悩してそれでも前向きに世の中を渡り歩いてきたその姿にまず感銘を受けました。全く包み隠さない姿勢に脱帽しました。
あたしの文章を読んで!感銘を受けて!
そんな文章に思わずクスっとさせられます。なんて正直で素直な人なのだろう。いやらしさは全くありません。その後はもう虜。
いい本です。こんな喜怒哀楽に満ちた人生を歩みたいな。
別のエッセイ「この話、続けてもいいですか。」です。こちらはどちらかというと「笑いたい」人向け。「少女漫画的恋愛指南」が正直笑いを堪えるのに必死でした。外で読んではいけません。
おすすめ本3 : さまぁ〜ずの悲しいダジャレ / 大竹一樹 三村マサカズ
辛い時にあなたに寄り添ってくれるのは、何も優しい言葉をかけてくれる本だけではありません。
辛いことを忘れるほどの笑いを提供してくれる本もまたいいのです。
これはお笑いコンビ さまぁ〜ずのダジャレ本。右ページに大竹さんの言葉、左ページに三村さんのツッコミが書いてあり見開きで漫才が展開されるという異色本です。
さまぁ〜ず好きにはもちろん、知らない人でも楽しめる内容になっています。
参考までに私が好きな一文を引用しますね。
イスに座っていいっスか?死んだ店長の
言わなくていいよ!「死んだ店長の」とか!思い出しちゃうだろ。笑顔の店長をよー!
P.8 引用 : さまぁ〜ずの悲しいダジャレ
余談ですが「さまぁ~ずの悲しい俳句」という別本もあるのですが、一部プレミアがついた値段で売られており取り扱いも非常に少ないのが現状です。見つけたら希少価値高いのでおすすめしますよ。